クロスインデックスの翻訳・通訳コーディネーターの雑感
中国語編集・デザイン
[2010/09/17] 現在、中国本土では上海万博が開催されていますが、万博などの展示会に出展する際の資料の中国語翻訳に合わせて、冊子の編集・デザインのご相談を頂くことがあります。
中国本土向けの資料であれば、「簡体字」といわれる簡略化した漢字体系を使用しますが、同じ中国語圏でも、台湾と香港では、「繁体字」と呼ばれる、日本の旧字に近い、筆画が多い漢字が使われています。中国語編集・デザインを承る際に特に注意をしなければならないのは、句読点が日本のものと意味合いが異なる点です。句読点自体は同じですが、位置によって意味が全く異なりますので、繁体字の中国語編集・デザインの作業をする場合、特に気を付けなければなりません。
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